トゥルスィーダース3(質の良い睡眠3)
20140226
あなたが 森にいようと砂漠にいようと、
都会にいようと村にいようと、
山の頂上にいようと中腹にいようと、
神は 不幸な者を助く。
その出来事の二日後、例の老人がトゥルスィーダースに、
数日前に神を見たかどうか尋ねました。
トゥルスィーダースは否定する返答をしました。
「少年の姿をとって白檀の練り粉を持って行った少年は誰だと思う?
すべての姿は神の姿、すべての名前は神の名前。
一つの姿だけに神を礼拝するのは愚かなこと。
ラーマチャンドラはそなたのハートに宿る者。
そなたの心は神の祭壇。
神以外の誰も、心の祭壇に祀ってはならぬ。
我が息子よ、そなたは親類縁者のためにどこか自分の家の場所をあけても良いが、
親類縁者を己の神棚に祀ってはならぬ。
親類縁者は途中で来て、途中で去って行く。
親類縁者には奉仕せよ。
しかし彼らに、己の心を与えてはならぬ。
心を慈悲で満たすのだ。
慈悲の詰まった心は神の神殿。
フルダ(胸)にダヤー(慈悲)を足すことでフルダヤ(心)となるのだ」
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トゥルスィーダース(質の良い睡眠2)
20140225
そのブラフミンは誰だったのでしょう?
実はハヌマーンだったのです。
ハヌマーンはラーマの栄光が歌われる所ならどこでも現れます。
ハヌマーンはラーマの栄光を聞いている間、いつも歓喜に浸っています。
数日後、トゥルスィーダースが神のために白檀の練り粉を準備している時、
年端の行かない少年がやってきました。
少年はトゥルスィーダースに近づいて言いました。
「おお陛下、いくらか練り粉を頂けますか?」
トゥルシーダースは快く少年の望みを聞いてあげました。
少年に練り粉を与えていたとき、
木に止まっていた鳥たちはトゥルスィーダースを哀れに思っていました。
というのは、その少年こそ長い年月恋い焦がれていたラーマ神だということに、
トゥルスィーダースは気づいていなかったからです。
神はあらゆる場所にいます。
(つづく)
Be Happy であるために1
20140217
Hey Shama Sundara
20140217